PHPの技術力認定試験について

これまでに勉強したPHPのおさらいと力試しを兼ねて、PHPに関する能力認定試験の受験に興味を持ち、自分なりに少し調べてみました。

世界的な規模で以前から行われている能力認定試験に、Zend社というイスラエルの会社が行っているゼンド PHP5 サーティフィケーションという試験があるようです。

http://www.zend.co.jp/training/zendphpcertification.htm

ですが、このZend社の試験は対策のための文献が極めて少なく、アメリカのAmazonで検索しても5年以上前に出版された書籍が1〜2冊ヒットするだけでした。

そして、現在、日本でメジャーになりつつあるようなのが「PHP技術者認定機構」というNPO法人で実施されているPHP技術者認定試験です。

こちらは試験対策のためのスクールのセミナーが豊富に用意され、教科書も大型書店の店頭で容易に入手できる状況です。

http://www.phpexam.jp/

そこで、どんな内容の試験なのか、両方の試験対策の本を入手してざっと比較してみました。

Zend社の方は、当然のことながら日本語を扱う上で必須となる、マルチバイト関数のことなどは殆ど扱われていないようです。
ですが、オブジェクト指向によるプログラミングについては、日本のPHP技術者認定初級試験より、深く扱われているようでした。

日本で仕事することを考え、PHPの基礎力を最初に確認するのであれば、PHP技術者認定機構の初級試験の方でよいように思われます。